国際的な言語である「再生可能エネルギー」(太陽がある限り地球が存在し、地球上で絶える事のない再生可能エネルギー)と我国で定義している「新エネルギー」(石油代替になる実用段階にあるが普及支援が必要で、供給・需要両サイドのエネルギー)の関係を下図に示します。 JCREでは両方のエネルギーとそれをつなぐ多様な利用技術を探求し紹介して普及に努めます。
地球上に住む生きとし生けるものは皆一つ、"Living in One World"です。適度な温度の太陽 と水の恵みを受けた惑星は広い宇宙の中で唯一地球だけであります。
ここ100年強で石炭や石油を使う技術革命のお陰で多くの国や人は近代文明を勝ち得ましたが、 一方で温室効果ガスによる地球規模の温暖化や石油資源を巡る利権争いに遭遇し現在に至って います。特に前者の地球温暖化対策は気球規模で取り組まなければ解決しない問題です。
何億年にかけて営々と築かれてきたこの地球を100年という短期間で変化させてはなりません。
既に、温暖化防止にはいろいろな対策が考えられていますが、その大きな一つは再生可能エネルギーや新エネルギーの利用です。これを普及させる為には革新的な技術開発を通したコスト削減や産業構造の改革が不可欠です。省エネルギーに向けた取り組み、既存エネルギーのクリーン化、あらゆる環境技術の進化や開発、植林などの二酸化炭素吸収源の拡大、更には地球上に存在する磁力活用の技術開発なども必要です。
JCREは~Advanced Technology Paths to Global Sustainability~を具体的なスローガンに 掲げて研究者や専門家のネットワークを構築し、研究開発や普及啓蒙に取り組んでいます。