東京大学大学院農学生命科学研究科バイオマス・ショア寄付講座
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RA-15
所在地 〒113-0032　東京都文京区弥生1-1-1
Tel 03-5841-7535
E-mail utkura@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
出展のみどころ 目的は、「二酸化炭素を削減しながら産業活動を行える社会の構築」である。再生可能エネルギーは、いずれもエネルギー密度が非常に低く、微細藻類による原料生産を計画する場合も、広大な培養面積と大量の水が必要となる。また微細藻類による原料生産にたちはだかるもうひとつの大きな壁がコストである。私たちは、上記２つの大きな課題を解決するグランドデザインを描出することに成功した。
この構想は、沙漠海岸付近に、微細藻水田を基にした石油コンビナートに替わる「バイオマス・コンビナート」を造ることを基本とし、バイオマス由来の化学品原料生産、アグロインダストリー、アクアインダストリーなど各ユニットを有機的に連携させている。
微細藻類Dunaliella を農業的に培養し、海洋深層水に豊富に含まれる窒素やリンなどを肥料分として利用することで、生産コストの低減化をはかった。さらに、油脂以外の副産物として、高付加価値品であるグルタチオンに注目し、コストの低減化と同時に収益増大の可能性についても検証している。
カテゴリー
  • 政策・統合概念
  • バイオマス