永田 龍彦(日本風力エネルギー学会個人会員)
 
 

所在地 〒355-0047 埼玉県東松山市高坂811-3
Tel 0493-59-9895
Fax 0493-59-9895
E-mail tatsuhiko.nagata@hb.tp1.jp
出展のみどころ 私達は、孫やその次の世代に対して、風力発電などの持続可能なエネルギー資源を開発し、提供する責任を持っています。もし、我々が深海に於ける洋上風力発電の為のより良い解決策を見つけ出す事が出来れば、これ以上、核エネルギーを使用する必要はありません。福島洋上風力発電システムは、水平軸風力タービン(HAWT)を導入しました。しかし、水平軸風力タービン(HAWT)は本当に深海型洋上風力発電用として、最も適切な技術でしょうか? 恐らくそうではありません!! では何でしょうか? 水平軸風車の問題を解決する為の要件としては、風車の回転軸は浮力構造の中心軸と同じ軸を共有する必要があります。その要件を満たす事が出来る風車は垂直軸風車のみです。Darius風車や直線Darius風車 そして 筆者提案の跳ね上げ機構付の直線Darius風車等が高速型の垂直軸風車です。垂直軸風車(VAWT)の弱点は、低風速域でトルクが低く、起動特性が悪い事です。著者は昨年、上野様からの提案に基づき、可動式前縁スラット(MLES)のプロトタイプ試作機を作りました。 MLES付属の垂直軸風車(VAWT)は、低風速においてMLES無しの垂直軸風車(VAWT)に比べて1.9倍以上のトルクを発生する事が出来ます。著者は、深海向けの洋上風力発電用として、跳ね上げ機構と可動式前縁スラットが付いた自己安定型垂直軸風車(VAWT)を提案致します。
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◆風力