出展のみどころ |
内部電場を発生させるのにp-n接合の形成ではなく、異なる自発分極の大きさを持つ物質の三層構造により自発内部電場を発生させ、それによって光発電を行う新動作原理の太陽光セル。p-n接合太陽電池セルと異なって全体の厚みが300nm程度で動作するために光誘起キャリヤの拡散領域が存在しないため、太陽光変換効率を大きく制限する熱緩和をほぼ完璧になくする事が出来、原理的に変換効率を70〜75%まで揚げる事が出来る。さらに特徴として、p-n接合より一桁以上高い内部電場が実現できる。具体的な材料としては、Siよりバンドギャップが小さく、より多くの太陽光を有効利用できるInNおよびInGaNによる三層構造を考えている。 |